岡山市「表町商店街活性化」シンポジウム

 

本シンポジウムは、9月20日、表町商店街、商工会議所、岡山市、岡山大学、企業関係者に学生や一般参加者が参加、新たな表町商店街を創造するシンポジウムとワークショップが岡山商工会議所で開催されました。

 

イオンモール岡山が出店以来、岡山市内20160920%e8%a1%a8%e7%94%baws%e3%83%81%e3%83%a9%e3%82%b7ver2では多くの影響が指摘されています。これまでの調査では、「岡山市の都市構造特性から、まちなか行動は、JR岡山駅前~イオンモール岡山、表町天満屋周辺に大きく2つの中心がある。来街者の回遊は、まだ局所的である。イオンモール岡山が新たな目的施設として大きな吸引力を持つ。しかし、天満屋や表町商店街との使い分けが見られ、全面的に激しく競合したわけではない。両者を結ぶ桃太郎大通り、県庁通りには、沿道に魅力的な機能集積がまだ弱いとの指摘あり。車依存の高さ、電車やバスの利用もあって、徒歩での回遊はまだ局所的。開業後、倉敷イオンにいかなくなった人、逆に使い分けをする人の両方が存在。イオンモール岡山に充実したレストラン街ができたことへの評価は高い。高島屋や天満屋とは、使い分けをしている人が多い。「イオンモール岡山に行くようになり、ついでに県庁通りに足を延ばすようになった」「市外や県外からわざわざイオンに来た客は、ついでに表町も回る」という発言もあった。」という結果が出ています。シンポジウムでは、こうした諸点を踏まえながら、表町調査結果の報告や表町上之町商店街の取り組み、さらには良品計画や丸善など東京資本の企業からも話題提供がされました。20160920%e8%a1%a8%e7%94%baws

また、第2部では、参加者の方々がグループに分かれて、前田芳男岡山大学地域総合研究センター副センター長(本協議体の事務局)の進行でワークショップが開催されました。貴重な意見が数多く出されました。この結果を踏まえて、具体的な取り組みを展開してまいる予定です。

大切なのはこれで終わりにしないことです。