岡山市超小型モビリティ実証実験プロジェクト「オカモビ」開始
超小型モビリティは、一般的には、1人~2人乗りのコンパクトな電気自動車を指します。電動車いすと軽四輪車の中間にあり、環境にやさしく、高齢社会が進むなか、地域内や公共交通不便地区で手軽で新たな交通手段として期待されています。
また、普通免許証が必要ですが、屋根がついており雨の日には、自転車やバイクと比べて安心です。こうして歩行、自転車、バイク、公共交通による移動の代替・補完機能に期待が高まります。
岡山まちとモビリティ研究会の第2分科会「移動の多様性を考える」では、岡山市内のマイカーの総量抑制が中心市街地の活性化にとって一番重要な都市交通政策のひとつと位置づけています。また、そのコンパクトさから駐車空間や道路空間にプラス効果をもたらすと考えています。こうした点を検証すべく、岡山市では、岡山大学とトヨタ自動車の協力の下で、平成28年10月24日~12月22日の期間、1人乗り超小型モビリティによるシェアリング実証実験(公共交通乗換実験)を開始しました。
利用時間は9:00から19:00で、今回の実験では利用料金は無料です。また、1回の利用は上限3時間までとしています。車両台数は岡山駅西口ステーション2台、表町ステーション4台です。結果検証には岡山大学も協力いたします。