岡山まちとモビリティ研究会開催
岡山大学地域総合研究センターにて、岡山まちとモビリティ研究会の第Ⅰ分科会「まちと公共交通を考える」、第Ⅱ分科会「移動の多様性を考える」、第Ⅲ分科会「中山間地域の交通を考える」合同会議が開催されました。 冒頭の挨拶は、第Ⅰ分科会長の若林昭吾三好野本店代表取締役社長に頂きました。 第Ⅰ分科会では、地域総合研究センターの三村聡センター長(地域発展協議体事務局長)が金沢市や熊本市の観光周遊バスについて話題提供をいたしました。この趣旨は、研究会メンバーから、岡山市でも後楽園・カルチャーゾーン観光地周遊バス運行可能性について考えようではないかとの提案がなされ、この提案は了承されました。第Ⅰ分科会で具体的な議論を進めてまいります。
また、第Ⅱ分科会では、分科会長の梶谷俊介岡山トヨタ代表取締役社長の進行で、環境理工学部の橋本成仁先生ならびに岡山市都市整備局自転車先進都市推進室の今井洋孫担当課長より、岡山市超小型モビリティ実証実験に関する説明がありました。 さらに、三村聡センター長が分科会長を担当する第Ⅲ分科会では、NPOみんなの集落研究所西山基次上級研究員から美作市上山地区モビリティ実験について、現在の活動状況と今後の活動方針について報告がなされました。写真は、この美作市上山地区モビリティ導入に伴い、トヨタ・モビリティ基金の資金を活用して、美作市上山地区に納入された、オリジナルコムスとハイエースロングです。日常利用、農業利用、観光利用など、無限の可能性が広がります。岡山大学上山支援チームもNPOや地域住民の活躍を応援いたすべくハッスルしています。 岡山まちとモビリティ研究会では、産官学NPOが一体となり、都市のあり方と交通政策について議論を深め、社会実装できる施策の検討を重ねて参ります。