第8回おかやま空家対策研究会、中山間地域の対策事例を参考

第8回おかやま空家対策研究会が12月16日に岡山大学附属図書館で開催されました。

今後の研究会の活動を模索するうえで、NPO法人市民活動センターまにわの稲田文夫氏を迎え、真庭市美甘地区で活動されているい空家対策について事例紹介をしていただきました。稲田氏の活動は、高齢化が進む真庭市美甘地区(旧美甘村)において、空家になりそうな物件を管理し、荒廃を防ぐ管理メニュー作成。NPO活動の日常生活支援(生活支援、移送サービス、買い物支援)をしている信頼関係をもとに、所有者が住んでいるころから、空き家になった時のことを何度も話し合うことを行っています。また、空家の荒廃を防ぎ、状態を保つことで、移住者の増加につなげたいとのことです。この活動は、2019年度の美作県民局「美作国創生公募提案事業」に採択されました。

その後の意見交換では、所有者とのコミュニケーションの重要さ、岡山や倉敷でこのような取り組みを展開することが可能かなどの意見が交わされました。