美作市と連携 NPOが展開する棚田の再生を支援

「みんなのモビリティプロジェクト」会議が美作市「雲海」オフィスで開催されました。

岡山県美作市上山地区が、トヨタ自動車創設の「トヨタ・モビリティ基金(理事長は豊田章男・トヨタ自動車(株) 代表取締役社長)」の国内初となる助成案件に選定された「中山間地域の生活・経済活性化のための多様なモビリティ導入プロジェクト(通称:上山集楽みんなのモビリティプロジェクト)」、助成を受けた団体は、岡山県を中心に中山間地域の活性化に取り組んでおられるNPO法人みんなの集落研究所(石原達也代表)と、美作市上山地区で棚田の再生に取り組むNPO法人英田上山棚田団(猪野全代代表)の二団体です。

事業内容は、NPO法人と地元住民の皆さんが主役となり、超小型モビリティ(EV)を活用して、(1)住民の皆さんの日常利用や地域社会を支え、見守るための利用、(2)棚田の再生はじめ農業や林業での利用可能性の検討、(3)上山地区の棚田の景観を愛でながら、周辺にある温泉や宿泊施設、ハイキングコースやテニスコートを結ぶ、自然環境に溶け込む里山暮らしを満喫して頂くための観光で活用し、移動の多様性と確保をキーワードに中山間地域における新たなモビリティシステムを構築する事業を展開します。

上山集楽みんモビプロジェクト

雲海オフィスでの全体会議の様子

岡山大学と美作市が、両NPOの活動を支援しています。